第1回 漢方治療併用のメリット

こんにちは。

それと当サイトをご訪問頂き、

まことにありがとうございます。

 

ミヤタ メディカル クリニック

院長の宮田晃史です。

 

このブログで当院で行っている事等、

有益な情報をどんどん発信し行きます。

 

西洋医学の治療で皮膚病を治すときに

期待する効果を以下に挙げます。

1 抗炎症作用(炎症を改善する)

2 止痒作用(痒みを改善する)

3 血流改善作用(血の巡りをよくする)

4 抗菌作用(病気の原因の感染症をやっつける)

この2つがメインとなります。

 

では漢方を使用すると

どんな薬効が期待できるかを

挙げます。

 

1 清熱作用(炎症を改善する)

2 止痒作用(痒みを改善する)

3 血流改善作用(血行をよくする)

4 抗菌作用(病気の原因の感染症をやっつける)

ここまでは西洋医学の薬と同じです。

 

ここからが漢方ならではの効果です。

 

5 理気/補血(自律神経調整作用)

6 補気(体力回復作用)

7 温化(体の冷えの改善作用)

8 補陰(乾燥改善作用)

 

おおざっぱにまとめましたが、

こういう効果が見込まれます。

 

実際患者さんを診療すると、

「ストレスで悪くなる」

ケースがよくあります。

ストレスで自律神経失調症になります。

自律神経失調症になると

炎症が起こります。

 

「疲れて悪くなる方」もいます。

疲れても炎症が起こります。

 

昔からこういう事は

経験的に分かっていて、

生薬をブレンドした漢方は

皮膚病を治すときにも、

治すために必要な他の病気も

同時に治す必要があるとして、

治療してきたことが分かります。

 

つまり漢方治療+皮膚病治療では、

皮膚のみならず心身の不調全身の

改善が見込まれます。

 

これを機会に皮膚病の治し方を

少し考え直してみませんか?